hpgrp GALLERY TOKYO

    庭の風景

    2013.12.05 ( thu ) -2013.12.29 ( sun )

    ARTIST 大矢加奈子

    月曜定休 ※12 / 23(月)は開廊

     

    周到なレイアウトと高い描写力、多彩なテクニックを用いた独自の表現で、不完全さや不安感という日常の一瞬を鮮烈に描きだすアーティスト、大矢加奈子の新作展をご案内します。本展では、旅中で見た風景や、日常の記憶・経験を捉え直し、”自分の庭”として描き出した新作を発表いたします。時間や場所を特定出来ない背景が特徴で、一見華やかで暖かみのある色使いの画面の中に冷静な視線が見てとれます。2008年群馬青年ビエンナーレ大賞受賞、2009年第28回損保ジャパン美術財団選抜奨励展秀作受賞、また2013年のVOCA展にも選出され注目を集める大矢加奈子の新作展をこの機会に是非ご高覧ください。

    海月 - クラゲを掴むがごとく展-

    2013.10.24 ( thu ) -2013.11.17 ( sun )

    ARTIST 川久保ジョイ、クラウディア・ラルヒャー、ラウル・ワルヒ

    現在、3人のアーティストはTWS青山:クリエーター・イン・レジデンスの「国内クリエーター制作交流プログラム」に参加し、滞在制作を行っています。レジデンス滞在をきっかけに出会った同世代の3人が東北を訪れ、現在の日本においてどのようなものを感じ、考えたのか。また、アートと社会の接点を模索する中で生み出されたものは何かを作品を通じて提示いたします。この機会に是非ご高覧いただきますようお願い申し上げます。
       
    ※月曜定休ですが、11月4日(月) は祝日のため開廊いたします。
       
       
    「青参道アートフェア2013」
    10 月24 日(木) ~ 27 日(日) の4日間、表参道と青山通りをつなぐ「青参道」を中心に、青山、表参道、原宿のショップを会場にアートを発信する「青参道アートフェア2013」を開催いたします。

    本展初日、24 日(木)の18:00-21:00には、hpgrp GALLERY TOKYOに隣接するインテリアショップ「H. P.DECO」をメイン会場として、各参加店舗にてオープニングレセプションが行われます。どなたでもご参加いただけますので、本展覧会と合わせてお楽しみください。
    詳しくは>http://aosando.com/aosando-art-fair

     

     

    birth of the birthday

    2013.09.25 ( wed ) -2013.10.20 ( sun )

    ARTIST 伊藤一洋

    ※10/14(月)は通常通り営業致します

     

    hpgrp GALLERY TOKYOではブロンズの可能性に挑み続ける彫刻家、伊藤一洋の新作展を開催いたします。原型制作→型取り→鋳造というプロセスを経るのが一般的なブロンズ彫刻ですが、素材が移行する過程で「カタチに距離を感じる」ことから、伊藤は長年原型を作らずにブロンズの塊そのものから形を見出していく独特の手法で作品を制作していました。

    しかし本展では「ブロンズという素材と少しわかり合えた」ことから、蝋型原型から作品を作る技法に立ち返り、新しい表現の幅を広げています。また、原型を作る蜜蝋というオーガニックな素材は伊藤自身が感じる「センチメンタル」を表現するのに適しているとも語っています。
    数千年もその形を変える事のない、非日常的な長さでの時間的要素を孕むブロンズという恒久的な素材を操り、豊かな表情を見せてくれる伊藤の作品をこの機会にぜひご高覧ください。

    TB

    2013.08.30 ( fri ) -2013.09.23 ( mon )

    ARTIST 吉田和生

    吉田は昨年、群馬青年ビエンナーレ大賞を受賞、作品シリーズ「Air Blue」は文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出されるなど現代美術の領域で評価を高める若手写真家です。吉田は時代性・社会性を反映する場所を撮影地に選択する一方、日常的な風景の写真を撮影しています。デジタル技術などの実験的プロセスを介入させることで、非日常的なイメージへ変換、社会的なメッセージを含む「写真」というメディアに定着しています。作品の随所に表れる「青」という色は、海や空を連想させ、心地よい感触をもたらしてくれる一方で、見えない何かを暗示するような畏怖を観る者に印象付けます。

    - An image 2 - ※会期延長

    2013.07.26 ( fri ) -2013.08.25 ( sun )

    ARTIST 窪田美樹

    目の前に実在するかたちと、かたちの中に埋もれるイメージを混在させることで強い個性と存在感を放つ窪田の作品は、常に現代彫刻の新しい可能性を示唆しています。近年、イメージを印刷した紙を握ることでボリュームを持たせ、それらの集積で全体を形作る作品を発表してきた窪田ですが、本展では昨年に引き続き、刺青を撮影し印刷した紙を使用した作品を発表いたします。平面を立体にする矛盾を埋めながら制作された作品は、モチーフを示す像であり、ある人物の身体の部分であり、撮影という出来事の記録でもあります。

     

    Arist's Comments

    引越しを機に、制作と生活を同居させてみた。日用品の隙間を縫って皮膚の画像が散乱している。「創作すること」と「自然であること」は、相反しながら離れられない、その関係史こそ美術の歴史だ。その中で自然な佇まいの彫刻とは何か。それは既にある空間にわざわざ「痼り」を作るような作業だが、作る私のこの身体も空間における一つの痼りであることを意識して、痼りが作った痼り、大きく広がる自然の欠片、そのようなものとして作品を佇ませてみたい。

     

    一品更屋 展

    2013.06.27 ( thu ) -2013.07.21 ( sun )

    ARTIST 村山まりあ、宮原夢画、川久保ジョイ、箕浦徹哉、井上絵美子、秋濱克大、大中和典、尾崎迅、熊谷峻

    中国から日本、ヨーロッパへと広がった茶と喫茶の習慣は、それぞれの国や地域で独特の文化や芸術を生み出し、我々の生活には無くてはならないものとなっています。特に日本では、16世紀には茶を飲むという行為や茶を点てるプロセス自体を美として捉える「茶湯」が流行、侘び、寂びといった独特の美意識が成立し、茶を飲むという生活習慣を超えた「芸術としての茶」が完成しました。今日では本企画を行う一品更屋を中心に、16世紀の茶湯が持つ革新性を再度見直し、現代美術との対比、融合から新たな日本の美のあり方を探る「現代茶湯」の活動が活発化しています。本展覧会ではギャラリー自体を「現代の茶室」と見立て、参加作家が手がけた茶道具、中国茶器、ティーセットと現代美術作品を垣根なく混在させ「茶文化とアート」の共通点や差異、接合点などを明らかにします。

    Variable Geometry

    2013.05.31 ( fri ) -2013.06.22 ( sat )

    ARTIST 黒川 弘毅 

    1952年東京都生まれの黒川は自身の作家活動で一貫してブロンズを媒体として、独自の方法で多くのすぐれた作品を生み出しています。東京造形大学卒業後、1991年~1992年に文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアへ留学。府中市美術館、東京国立近代美術館などで個展、グループ展に多数参加し、文化庁、東京国立近代美術館、国立国際美術館、愛知県美術館など多くの主要美術館にその作品がコレクションされています。また、国際展への参加やブロンズに関する論文も多数執筆し、2003年より武蔵野美術大学彫刻学科教授を務めています。

    本展ではSIRIUS、Spartoiなど1980~90年代のシリーズをご紹介致します。

    piece

    2013.04.25 ( thu ) -2013.05.19 ( sun )

    ARTIST 大橋 愛

    大橋は自身の近しい人の死をきっかけに、国内外各地の写真を撮ることで、死の側から生を、生の側から死をのぞく作業を続けてきました。かつての隆盛の影を残したまま、取り壊されることすらなく廃墟となった軍艦島、おそろしいほど美しい自然、時間によって音も立てずに暴力的に分断される日常の風景。大橋の目を通して映された世界は、時として残酷ともいえる生の営みを粛々と浮かびあがらせ、生が内包する「無」ともいえる死の気配を感じさせます。大橋個人の痛みから派生した失われたかけら(=piece)をさがすようにシャッターを切り、生まれた写真は、生の対局にある死ではなく、ただただ当たり前にある死の存在をやさしく語りかけます。そして時を経て、死者への感情がかわりゆくように、写真もいつしか普遍的な世界へと昇華され、見る者自身の記憶のかけらにやさしく静かな時間を与えます。

    本展は3月より京都・FOIL GALLERYにて開催しております個展「piece」に続く展覧会となります。

    Story3…

    2013.03.29 ( fri ) -2013.04.21 ( sun )

    ARTIST Rich

    子供の時に雲を見ていろいろな動物を思い浮かべた自由な想像力にクリエイションの原点を見るRichは、記憶と想像の境界線に位置する物語の1シーンのようなイメージを創り出すことでその後の展開を見る者に委ねます。

    パソコンで簡単に情報収集ができ、自由な想像力が追いやられている現在、大人になるにつれ忘れかけていた気持ちを思い出してほしいとの気持ちから作り続けてきた作品は、どこか懐かしい空気を纏いながらストーリーを紡いでいきます。

    hpgrp GALLERY TOKYOでは初めての個展となる本展では、「Story…」シリーズの集大成ともいえる作品を発表いたします。

    散華 sange

    2013.02.28 ( thu ) -2013.03.24 ( sun )

    ARTIST 宮原夢画

    宮原夢画はファッションフォトやトップミュージシャンのCDジャケット、広告など、多岐にわたるフィールドで独自の世界観を表現する写真家です。
    コマーシャルフォトと並行してアート表現としての写真作品の制作にも力を入れ、近年はミラノやミュンヘン、東京など国内外のギャラリーでも精力的に作品を発表しています。本展では、生け花の根源と言われる池坊で華道を修めた宮原の最新作「散華」シリーズを発表いたします。
    この機会にぜひご高覧くださいますようお願い申し上げます。

     

    plus profond

    2013.01.31 ( thu ) -2013.02.24 ( sun )

    ARTIST 田中麻記子

    国内外の多くのギャラリーで作品を発表し、2009年には第12回岡本太郎現代芸術賞に入選経験もある田中麻記子。hpgrp GALLERY TOKYOでは2008年以降毎年新作を発表し、今回で6回目の個展となります。田中は、自らを取り巻く空気の質感を「気配」、「調律」、「花粉」というテーマで感じ取り、鉛筆や水彩、油絵、パステルと様々な素材で、空気が持つ「流動性」、「抽象性」、「拡散」という質感を力強く、また時に繊細に表現してきました。「last profound=より深く」と題された本展では、鉛筆と水彩、カラーペーパーなどを使い、無限に広がる物語を綿密に描き上げた新作が並びます。

    協力:Yumiko Chiba Associates

    never die

    2013.01.11 ( fri ) -2013.01.27 ( sun )

    ARTIST 足立喜一朗

    2004年に多摩美術大学環境デザイン学科を卒業した足立は、2007年に東京都現代美術館で開催された展覧会「SPACE FOR YOUR FUTURE – アートとデザインの遺伝子を組み替える」に出品した作品<e.e.no.24>が大きな話題となり、その後も国内外のコマーシャルギャラリーやアートスペースなどを中心に精力的に作品を発表しています。本展はhpgrp GALLERY TOKYOでの「never die」と、丸ビル1FのH.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHIでの「never fade」の2会場展開となり、「生と死」という壮大かつ普遍的なテーマに基づいた展覧会です。死を象徴する頭蓋骨や、生を象徴する華やかなオブジェ(シャンデリアや宝石など)を明礬(みょうばん)の結晶で表現した作品は、素材の透明性と輝きにより特異な存在感を主張しています。ある状態を続ける事が出来ずに凝固しながらも、同時にその状態で成長を続ける、矛盾を孕んだ物質の状態に「生と死」のイメージを重ねた彫刻作品が放つ輝きは、物質性への疑いや事物の儚さに一条の光を当てています。