hpgrp GALLERY TOKYO

    reformation

    2015.12.04 ( fri ) -2015.12.26 ( sat )

    ARTIST 竹内紘三

    hpgrp GALLERY TOKYOより、竹内紘三個展「reformation」の開催を ご案内申し上げます。
    1977年生まれの竹内は多治見市陶磁器意匠研究所を卒業後、国内外の 展覧会に参加し、数多くの美術館やホテルにコレクションされる今 最も注目すべき陶芸家の一人です。

    筒状のパーツをいくつも重ね、構造的に組み上げ焼成した後、ハンマーを 使って大胆に作品に衝撃を与え破壊します。 焼成という間接的な過程を経る陶芸のプロセスに、割るという直接的な 行為を加える事により作家と作品との距離が近づき、意図的な行為と 偶発的な結果は作品の中にノイズを生み出します。
    荒々しく削り出された断片が豊かな陰影を生み出す竹内の作品を、この 機会にぜひご高覧くださいますようお願い申し上げます。



    Artist’s Statement
    いつの頃からか幾何学的な形、それも幾何学的な形が組み合わさって出来たものの魅かれる傾向があった。
    そして、最初に南アメリカの遺跡の写真を見た時は、強い衝撃を受けた。
    デザインされた石を積み上げた建築、それらが長い年月で風化した様。
    すごくカッコイイと思った。

    そこで私は、四角いパイプ状のものを組み合わせて現代的で人工的な印象を感じる造形を作り、それらと崩壊や風化的なイメージを組み合わせようと試行錯誤した。
    ある時作品を誤って落とし、壊れたことでそれを発見した。
    その割れたモノが美しいと感じ、焼成後にそれを割ることで作りあげる様になった。
    幾何学的で現代的なイメージと、割れている様の崩壊や風化のイメージ、この2つの要素の組み合わせのバランスで新しい美意識が生まれると感じている。

    これらの作品は割る、割れるということと、白という色で磁器の特性とその質感は際立っている。
    今回、新しい取り組みとしてコンセプトはそのままに、異素材と組み合わせることで、作品自体の印象、素材感に対する見方を考え直すきっかけになれば良いと考えている。

    Don't Tread on Me

    2015.10.30 ( fri ) -2015.11.28 ( sat )

    ARTIST Ben Venom

    hpgrp GALLERY TOKYOより、サンフランシスコを拠点に活動するベン・ヴェノムの日本初個展「Don’t Tread on Me」の開催をご案内申し上げます。本展では、アウトロー的なイメージとキルトという一見相反する要素で成り立つヴェノムの作品をご紹介します。インパクトのあるビジュアルによる攻撃性とキルトの持つ独特の暖かみや安心感、そしてヘヴィメタルやバイカーといった男性的世界観と刺繍という女性的文化など様々な要素が含まれた作品からは、アメリカ文化を改めて解釈するヴェノム独自の視点がうかがえます。この機会にぜひご高覧いただきますようお願い申し上げます。


    協賛:リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社

    企画協力:Hellion Gallery

    満ちる欠ける

    2015.10.15 ( thu ) -2015.10.24 ( sat )

    ARTIST 大野綾子、小池一馬、10¹² TERRA 妻沼大介/山田研一 、溝口達也、若林勇人

    hpgrp GALLERY TOKYOより、グループ展「満ちる欠ける」の開催をご案内申し上げます。
    このグループ展は、2011年に当ギャラリーで個展を行った小池一馬によって企画されました。2014年7月に場所を変えて新しくなったhpgrp GALLERY TOKYOのスペースを見て、小池は「ここに2つの静かな部屋を作ってみたい」と感じたと言います。
    2つの部屋は、“長い間、人が立ち入っていないダイニングと寝室”と設定され、そこからこの企画はスタートしました。ダイニングで食事を取り、寝室で睡眠を取る。日々、私達はこれを繰り返します。2つの部屋には、石彫や絵画、写真、花器に植物と様々なものが並びます。ものを作ること、写真を撮ること、自然物を容器や鉢に収めること。それらは少なからず、印象や現象を固定させ保存しようという、標本のような目的を持っています。そしてそこから私たちは逆に、はかなさや、全てのものは常に変化していることを感じるのではないでしょうか。本展示のタイトル「満ちる欠ける」は相反するものを意味しているのではなく、満ちる欠ける満ちる欠ける…と時が繋がり、今が反復しながら変化していく様を表しています。そして、静かな真夜中の電車の音のように、静けさは反復や変化を際立たせます。注意深く配置された作品や植物は、ギャラリーの中に静かな緊張感を生み、非日常の部屋に足を踏み入れた鑑賞者は、時が止まったような錯覚に陥ることでしょう。5組の作家が織りなす静謐なインスタレーションに是非ご期待下さい。

    会期中10月15日(木)~18日(日)には青参道アートフェアを開催いたします。青山、表参道、原宿など約40店舗に、40組以上のアーティストが作品を展示いたします。こちらも合わせてご高覧くださいますようお願い申し上げます。

    [青参道アートフェア 2015]
    会期:2015 年10月15日(木) ~ 10月18日(日)
    対象エリア:青参道一帯の約40店舗
    URL:http://aosando.com/

    TYPE

    2015.09.18 ( fri ) -2015.10.12 ( mon )

    ARTIST 大和田良

    hpgrp GALLERY TOKYOより、写真家・大和田良の個展「TYPE」の開催をご案内申し上げます。
    1978年生まれの大和田はデジタル技術を活かした写真作品を精力的に発表し、スイスのエリゼ美術館が主催する「reGeneration 50 photogra-phers of tomorrow」に選出。2011年には日本写真協会新人賞を受賞するなど、今最も注目される若手写真家の一人です。

    文字とは記号です。同じ言語を理解するという前提に立てば、人は同じ記号からほぼ同じ意味を想起します。
    しかし同じ記号=文字でも、書く人や書く素材により、意味は同じなのに全く違った印象になる事もあります。活字は画一的な文字を量産出来るので、余計な印象や情報は比較的少ないという意味において、より記号的かもしれません。
    今回の作品は、そんな活字を作る元となる原型を撮影したシリーズです。そこには機械的な印象どころか、手作りの温かみさえ感じ取れます。記号としての機能美と、文字が文字になる前の儚さを孕むTYPEシリーズをこの機会にぜひご高覧くださいますようお願い申し
    上げます。

    APPEARANCE

    2015.08.14 ( fri ) -2015.09.13 ( sun )

    ARTIST 竹内義郎

    hpgrp GALLERY TOKYOより竹内義郎「APPEARANCE」の開催をご案内申し上げます。

    絵画の前に立つ時、多くの鑑賞者は作品の出自を探り、画面から何かしらの答えを求めようとします。

    しかし、限られた色数とシンプルな構図によって描かれる竹内の作品の前で、私達は絶対的な像として

    彼の作品と対峙することになります。

    宗教や文様に用いられる様式美を感じさせながらも、一方で花や結晶のように自然が作り出す美しさも

    思わせます。ところが、そういったイメージの想起からいくら思考を巡らせても、一向に作品の答えが

    出ることはありません。なぜなら、彼の作品は何かを伝えるための媒体ではなく、見い出すための装置

    だからです。

    像を像として描くことによって、その向こう側に広がる不可視的な想像を鑑賞者に与えます。

    それは、長く続く美術文脈の中で、絵画という形式の本質を示しているのかもしれません。

    hpgrp GALLERY TOKYOでは2012年から3年振りとなる竹内の新作展を、この機会にぜひご高覧下さいますよう

    お願い申し上げます。

    no one knows Sculpture

    2015.07.10 ( fri ) -2015.08.09 ( sun )

    ARTIST 伊藤一洋

    hpgrp GALLERY TOKYOより、伊藤一洋 個展「no one knows Sculpture」の開催をご案内申し上げます。
    彫刻とは何か?
    伊藤一洋はブロンズという素材に魅せられ、十六年の作家人生をこの問いへの挑戦に費やしてきました。
    かねてから彫刻家の仕事は「作るのではなく、見つけること」と話す伊藤は、彫刻を表現手段としてだけではなく、目的そのものとして制作を続けています。素材の必然性とかたちの偶発性が織りなす哲学的考察は、本展にてより豊かな表現へと昇華されています。
    本展は、hpgrp GALLERY TOKYOにおける第100回目の企画展となります。
    この機会にぜひご高覧くださいますようお願い申し上げます。
    協力:有限会社山岸鋳金工房

    もうひとつの穴

    2015.06.05 ( fri ) -2015.07.05 ( sun )

    ARTIST 永岡大輔

    hpgrp GALLERY TOKYOより、永岡大輔 個展「もうひとつの穴」の開催をご案内申し上げます。

    永岡は、鉛筆で描いたり消したりを繰り返し、それを録画し早回しして見せることでアニメーション作品として提示しています。また、最近では人々の経験やその場所の歴史を、読書や朗読で掘り起こすプロジェクト「Re-constellation」なども行い、展覧会場での作品発表に留まらない広がりのある活動を行っています。一枚の紙の上で物語が積み上がって行く永岡のアニメーションには、時間というテーマが通低しています。線が描かれると同時に、消された線の痕跡も残っていくという、未来と過去が同時に存在する独特なアニメーションの形式は、物語にも漂う曖昧な時間軸と一致します。

    本年は国際芸術センター青森のアーティスト・イン・レジデンスでの滞在制作及び展覧会にも招聘され、今後も活躍が期待される永岡大輔の1年ぶりの個展をぜひこの機会にご高覧くださいますようお願い申し上げます。

    Topological Landscape

    2015.05.01 ( fri ) -2015.05.30 ( sat )

    ARTIST 野村 康生

    hpgrp GALLERY TOKYOより、野村康生個展「Topological Landscape」の開催をご案内申し上げます。

    野村は本質的な美の根拠を見つけることを目指し、宗教、科学、また近年では「素数」や「黄金比」といった数学的要素を用い た作品を制作しています。本展では数学・物理学と芸術の融合という壮大なテーマに真正面から取り組み、全く新しい絵画を生 み出すことに挑戦しています。この機会にぜひご高覧いただきますようお願い申し上げます。

    重力と恩寵

    2015.03.27 ( fri ) -2015.04.25 ( sat )

    ARTIST 若林勇人

    hpgrp GALLERY TOKYOより、若林勇人個展「重力 と恩寵」の開催をご案内申し上げます。

    このタイトルは1900年代前半に生きたフランスの 哲学者、シモーヌ・ヴェイユの著書(正確にはヴ ェイユのノートを第三者が再編集したもの)から 取られています。第二次世界大戦中に無名のまま この世を去った若き哲学者は、我々の魂もまた物 質と同様にひたすらに下へ向かう重力の法則に支 配されているとしました。自然の法則の中にある 限り、何事もそこから逃れることは出来ません。 生や死と同様に、重力という絶対的かつ本質的な 存在に美を見出した若林勇人が捉える滝や洞窟の 姿は、静かな緊張感と絶え間ない変化を豊かに表 現しています。ぜひこの機会にご高覧いただきま すようお願い申し上げます。

    The EMA Show

    2015.03.13 ( fri ) -2015.03.22 ( sun )

    hpgrp GALLERY TOKYO より The EMA Show の開催をご案内申し上げます。

    EMA とは神社に奉納する「絵馬」のことです。何かを祈願する時や、願いが叶ったお礼として寺社に奉納する絵馬に、世界各国のアーティストが作品を描きました。 もともとは生きている馬を神様へ奉納していたようです が、馬が高価なことや世話に手がかかることから次第に 馬の像に代わり、さらに板に馬を描いた「絵馬」が奉納 されるようになったそうです。 時代によっては、人気の絵師が描いた絵馬を展示する「絵 馬堂」も建てられ、作品発表の場となっていたなど、日本における独自のアート展示の原型とも考えられます。 本展はアメリカ・ポートランドにある Hellion Gallery に て開催された後、東京に巡回致します。日本をはじめ、 南米やヨーロッパからも多数アーティストが参加してい ますので、この機会に是非ご高覧くださいますようお願 い申し上げます。


    【参加アーティスト】

    Brendan Monroe (US) | 澁谷忠臣 (JAPAN) | Mary Iverson (US) | Dave M acdowell (US) | Amandine Urruty (France) | Skinner (US) | Eric Wert (US) | Stella Im Hultberg(US) | Maryanna Hoggatt (US) | Josh Keyes (US)  | AJ Fosik (US) | 苦虫 ツヨシ(JAPAN) | Yoskay Yamamoto (US) | 渡邊光也 (JAPAN) | ナオ氏 (JAPAN) | 成瀬ノンノウ (JAPAN)  | Mar Hernandez (SPAIN) | 高木耕一郎(JAPAN) | Ryuichi Ogino (JAPAN) | Casey Weldon (US)  |Yu Suda (JAPAN) |  Nosego (US) | Sayuka Bloodstone (JAPAN) | Lauren Gonsalves (US) | Yoshi47 (JAPAN) | かつまたひでゆき (JAPAN) | JShea (US) | ウラタダシ (JAPAN) | Jon MacNair (US) | Martin Ontiveros(US) | Kenji Nakayama (JAPAN) |  Mateu Velasco (Brazil) | Souther Salazar (US) | 高橋洋平 (JAPAN) 曄田依子 (JAPAN) | Meredith Dittmar (US) | Olivia Knapp (US) | 中田いくみ (JAPAN) | 宮島亜希 (JAPAN) | Cole Gerst (US) | Rob Reger (US)  | Cho-Chan (JAPAN) | Chris Valkov (US) | 松園量介 (JAPAN) | OT (JAPAN) | 桃桃子 (JAPAN) | Jordi Ferrándiz (SPAIN)  |  Tina Lugo (US)

    IRON∞MAN2015

    2015.02.20 ( fri ) -2015.03.08 ( sun )

    ARTIST 飯島浩二、市川平、角文平、タムラサトル

    hpgrp GALLERY TOKYOより、アーティストグループ ”IRON∞MAN” から4名のアーティストが参加するグループ展の開催をご案内申し上げます。

    飯島浩二はアーティスト・イン・レジデンスを運営しながら作品を制作し、アメリカでプロのケージファイターとして活動していた異色の経歴を持つアーティストです。市川平は、1990年代よりSF的な物語性を感じさせる大掛かりな彫刻 作品を発表しており、今回は小型プラネタリウム投影装置を用いた「マジカル・ミキサー」を展示致します。 身の回りにある日常的なモノを組み合わせることで本来の意味を完全に変えてしまう作品を作る角文平は、第10回岡本太郎現代 芸術大賞展特別賞を受賞し、2013年には瀬戸内国際芸術祭にも参加した期待の若手作家です。 コミカルかつシュールな作品で海外での評価も高いタムラサトルは、電動式の機械で火花を起こす装置や、明確な用途を持たな い道具など「意味の破壊」をテーマに作品を制作しています。 現代美術の世界において独特の個性を発揮している4名のアーティストが、光や影を用いた動く彫刻作品など、幻想的非現実世界を楽しめる作品を展開致しますので、この機会に是非ご高覧くださいますようお願い申し上げます。

    Five Sculptors

    2015.01.09 ( fri ) -2015.02.15 ( sun )

    ARTIST 淺野健一,伊藤一洋、AKI INOMATA、窪田美樹、竹内紘三

    hpgrp GALLERY TOKYOより、2015年のスタートを飾る彫刻家5名によるグループ展の開催をご案内申し上げます。 伝統的な木彫技術をベースに「傀儡、憑衣、一体化、コスプレ、装備、変身、禊、転生」をテーマに掲げる淺野健一。彫刻とは 何か?という永遠の問いに挑戦し続ける伊藤一洋は、20年に及ぶ考察とブロンズ研究から、静かに表現の幅を広げています。 「Why Not Hand Over a “Shelter” to Hermit Crabs?」シリーズから出品するイノマタアキ。結婚式をあげるためだけに作られた 信者の居ない教会をモチーフとした作品は、欧米を模倣したライフスタイルへの「借り住まい」を、やどかりの「やど」を用い てシニカルに表現しています。窪田美樹は目の前に実在するかたちと、かたちの中に埋もれるイメージを混在させることで強い 個性と存在感を放ち、常に現代彫刻の新しい可能性を示唆しています。竹内紘三はクールで構築的な作風が特徴で、うつわ、彫 刻、作品共に国内外で注目を集めています。様々な形の作品が限りなく自由に表現される今日、想像やイメージだけではなく、 重力と素材という物理的な「事実」と向き合う彫刻、という領域をもう一度確認したいという思いを込めました。今後の活躍が 期待される彫刻家によるグループ展を、この機会に是非ご高覧くださいますようお願い申し上げます。