hpgrp GALLERY WINDOW

    夏の夜の夢を見る

    2013.08.23 ( fri ) -2013.10.06 ( sun )

    ARTIST 吉田芙希子

    H.P.FRANCE WINDOW GALLERYより、吉田芙希子「 夏の夜の夢を見る - Have a Midsummer Night's Dream- 」を開催いたします。

    アートアワードトーキョー丸の内(a.a.t.m.)は、日本の美術大学・芸術大学の卒業制作展へ足を運び、その中から選抜した作品・作家を行幸地下ギャラリーで展示し、若手アーティストの発掘・育成を目的とした展覧会です。2011年度から「アッシュ・ペー・フランス賞」を設立し、受賞者はH.P.FRANCE WINDOW GALLERYで個展を行う機会を得られ、アーティストとして更なるキャリアを積むことができます。

    2013年度受賞者の吉田芙希子は、「シュウ ウエムラ賞」とのダブル受賞を果たした今注目の若手作家です。制作テーマは、作家自身が想う「理想の男性像」。そのあまりにもストレートでピュアな姿勢から生まれる作品に、観客は自らの内にある理想を重ね合わせ、吉田が紡ぎ出す夢の世界に引き込まれてしまいます。東京での個展初開催となる吉田の作品群を是非この機会にご高覧ください。

    幽玄

    2013.07.19 ( fri ) -2013.08.22 ( thu )

    ARTIST 阿部岳史 Takeshi ABE

    H.P.FRANCE WINDOW GALLERYより、阿部岳史「幽玄 - Sign of Ghost - 」を開催いたします。

    1977年生まれの阿部岳史は、これまで一貫して「人の記憶」のような曖昧で不鮮明なものを小さな木材の立方体を配列する手法によって表現してきました。一見、機械的な作風が醸し出すドライな作品の印象とは対照的に、観賞者の個人的な記憶や感覚をそっと揺さぶるような暖かみを持つことが、阿部作品の特徴と言えます。「平面と立体」「具象と抽象」「現実と記憶」の狭間を行き来しながら紡ぎ出される、阿部の新たな作品を是非この機会にご高覧ください。

    夢のまた夢

    2013.05.24 ( fri ) -2013.07.18 ( thu )

    ARTIST 大久保 如彌

    ※会期が18日(木)までに変更となっています

     

    協力:GALLERY MoMo

     

     H.P.FRANCE WINDOW GALLERYより、華やかな色彩や装飾と独自の人物描写が特徴的な大久保如彌の展覧会をご案内いたします。

    装飾的なパターンは人々の永遠の憧れの象徴として描かれ、ファッションの持つ記号的な意味を取り入れることで重層的な イメージの広がりを持たせています。また、作品中に多く登場する人物は大久保自身を表すと同時に観る人が自己を投影することもできる対象としても捉えることができます。

    H.P.FRANCE WINDOW GALLERYでは初めてとなる展覧会を是非この機会にご高覧ください。

     

    Artist Comment

    私は夢のような世界を描こうとしている。

    人々が理想だと思うような。

    しかしその世界のイメージは、私たちそれぞれの中から生み出されたものではく、多くはメディアなどで流される情報によるものだ。

    どのような服装で、どのような場所で食事をし、どのような所に住むのか。

    外での振る舞い、装いから、家の中のとてもプライベートな所までも、 理想化されたイメージに私たちは左右されている。

    そしてそれらの理想を実現するために生まれる多くの矛盾がある。

    豊かさを裏で支える多くの人々や、人間以外の動植物や自然環境等がある。

    また、自身を理想に近づけよう、維持しようとすることで生じるストレスもある。

    共通の理想や社会のイメージを人々が共有するという事は、本来は社会や他者とより良く関わりたい、 より良い社会を作りたいという願いによるものであっただろう。

    しかし私が住むような先進国では、物で溢れ、理想化したイメージはどんどん肥大化し、暴走し、 表面的なビジュアルのイメージを重視した社会を作り出しているように見える。

    それにより本来求めていたはずの人と社会との関わりは阻害されている。

    では私たち自身は、このように多くの矛盾を孕んでいる事に気がついていないのだろうか。

    本当はこんなことはおかしい、と分かっているのではないか。

    それでも進んで行くその先に私たちは何を求め、どのような世界があるのだろか。

    このような事を考えながら制作をしている。

     

    カンデンツ サーカス デカダンス

    2013.04.19 ( fri ) -2013.05.23 ( thu )

    ARTIST 飯沼英樹

    H.P.FRANCE WINDOW GALLERYより、飯沼英樹「カデンツ サーカス デカダンス」を開催いたします。1975年生まれの飯沼英樹は、愛知県立芸術大学大学院卒業後、ナント国立美術大学(フランス)に入学。ヨーロッパ各地にて個展やグループ展に出品を重ね、長らくヨーロッパで活躍していた木彫作家です。これまで飯沼は一貫して「消費社会に生きる女性」を制作のテーマとし、ファッション雑誌に掲載される女性や東京の街を歩く一般女性のスナップショットをモチーフに作品を発表してきました。作品から放たれる豊かな色彩と粗く彫られた木肌の質感は、「現代を生きる女性像」を観賞者に想起させます。本展示では.P.FRANCEが提供する洋服、アクセサリーを身につけた女性を飯沼が撮影し、それをモチーフに制作された作品群が丸ノ内のWINDOWを華やかに彩ります。飯沼とH.P.FRANCEが創りあげる試みを是非この機会にご高覧ください。

     

    Artist Commnet

    女性達は常に美に向かって進化しているー

    今回、女性達の美に対するフィジカルな側面に焦点を当てました。例えばヨガやストレッチ、ダンスを好んで趣味としたり、それが高じて鍛え抜かれた身体が美へ向かっていくさまを現代に生きる女性の進化した美と捉え、作品にとどめたいと思ったのです。今までの作品はファッション雑誌からモデルやポーズを選んで彫っていました。しかし今回新しい試みとして、モデル、ヘアメイク、洋服、装飾品・・・それらを自分で選び、ポージングを含め、私の彫りたいイメージの写真を自分達で撮影しました。ダンス、写真、洋服、ジュエリー、彫刻が共鳴しあい、枠にとらわれない現代美術の新しい可能性を切り開いていきたいと考えています。

     

    TOKONOMA

    2013.04.01 ( mon ) -2013.04.18 ( thu )

    ARTIST 渡邊省亭、小早川秋聲、宮原夢画

    H.P.FRANCE WINDOW GALLERYより、明治期の日本画家、渡邊省亭と小早川秋聲の伝統的な日本画と、多岐にわたるフィールドで独自の世界観を表現する現代の写真家、宮原夢画の写真作品とのコラボレーション展覧会の開催をご案内申し上げます。自然の現象を抽象的且つ幻想的に描いていながらも水の流れる音が聞こえてきそうな渡邊省亭の作品と、墨の濃淡を生かした光の加減や芦の葉の描き方が絶妙で、奥行や情景の静けさを非常に上手く表現している小早川秋聲の作品は、いずれの作品も筆運びや墨の濃淡による表現方法、その内面にある精神性に古美術独特の傑出した技術と緊張感、日本の伝統的な美術の素晴らしさを見出すことができます。一方、宮原夢画の作品”TOKONOMA”は、床の間の伝統的な精神性や表現を踏襲しながらも大胆に再構築し、新たな世界観で観るものに訴えかけます。明治期と現代、また日本画、写真と時代も分野も異なる三者ですが、高い技術力と深い精神性が共通しています。時代やジャンルの枠を超えた稀有な才能の融合により創り出される現代の「床の間」を是非この機会にご高覧ください。

    New Self, New to Self

    2013.03.01 ( fri ) -2013.03.21 ( thu )

    ARTIST 名古根 美津子

    H.P.FRANCE WINDOW GALLERY より名古根美津子展覧会「New Self, New to Self 」の開催をご案内申し上げます。

    セルフ・ポートレイトの手法をとりながらも表情が見えない作品は、「自分とは何か」という終わりのない問いかけから自らを開放し、

    新しい自分を見出すきっかけとなります。

    B GALLERYとの同時開催となる本展では、新作を含めた国内未発表となる作品を多数発表いたします。

    この機会に是非ご高覧いただきますようお願い申し上げます。

     

    関連イベント

    アーティストトーク / 名古根美津子、藤木洋介(B GALLERYディレクター)、戸塚憲太郎(hpgrp GALLERY TOKYOディレクター)

    日時:2013年3月20日(水・祝)15:00-16:30

    会場:B GALLERY   / 160-0022 東京都新宿区新宿3-32-6  TEL:03-5368-7309

    あなたに会わなくなってから

    2013.02.01 ( fri ) -2013.02.28 ( thu )

    ARTIST 榎倉冴香

    2005 年に多摩美術大学(油画専攻)を卒業し、その後精力的に絵画や立体作品を
    発表している榎倉冴香。想像力をかき立てられるシーンが印象的な榎倉の作品は、
    登場する人物や画面全体を覆うトーンから、いつも少しの哀しみを帯びているよう
    に見えます。しかし、空虚なイメージが先行しながらも柔らかな質感で描かれてい
    る榎倉の世界観は、榎倉の自由で伸びやかな想像力に負けなければ、その先では私
    たちを受け入れてくれる不思議な優しさに満ちています。この機会に是非ご高覧い
    ただきますようお願いいたします。

     

    <アーティストコメント>
    私は何を見て何を理解しているのだろう。
    何もわからずにこの世界を彷徨っている。
    しかしこんな私でもほんの少し確信しているものがある。
    上手く言葉に出来ないが、それを手がかりに私は世界との距離を測る。
    広すぎる宇宙に対して自らの光が少しでも届く様にと不器用に瞬く星の様に
    私は絵を描いていきたい。

    榎倉冴香

     

    協力:SPROUT Curation

    never fade

    2013.01.08 ( tue ) -2013.01.31 ( thu )

    ARTIST 足立喜一朗

    hpgrp GALLERY TOKYOの2013年は、足立喜一朗の新作展でスタートします。

    2004年に多摩美術大学環境デザイン学科を卒業した足立は、2007年に東京都現代美術館で開催された展覧会「SPACE FOR YOUR FUTURE - アートとデザインの遺伝子を組み替える」に出品した作品<e.e.no.24>が大きな話題となり、その後も国内外のコマーシャルギャラリーやアートスペースなどを中心に精力的に作品を発表しています。

    本展はhpgrp GALLERY TOKYOでの「never die」と、丸ビル1FのH.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHIでの「never fade」の2会場展開となり、「生と死」という壮大ながら普遍的なテーマに基づいた展覧会です。

    死を象徴する頭蓋骨や、生を象徴する華やかなオブジェ(シャンデリアや宝石など)を明礬(みょうばん)の結晶で表現した作品は、素材の透明性と輝きにより特異な存在感を主張しています。

    結晶—ある状態を続ける事が出来ずに凝固しながらも、同時にその状態で成長を続けるーという、矛盾を孕んだ物質の状態に「生と死」のイメージを重ねた立体作品が放つ輝きは、物質性への疑いや事物の儚さに一条の光を当てています。

    新たな一年の始まりに、真に大切なこと、今一度立ち返る場所を再認識するような世界観が広がる足立喜一朗の新作展、この機会にぜひご高覧ください。

     

    hpgrp GALLERY TOKYO / H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI

    ディレクター 戸塚 憲太郎