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窪田美樹
Miki Kubota

目の前に実在するかたちと、かたちの中に埋もれるイメージを混在させることで強い個性と存在感を放つ窪田の作品は、常に現代彫刻の新しい可能性を示唆しています。近年は平面的な要素にボリュームを持たせて立体化し、それらを集積させることで彫刻を成立させる新たな手法で、量塊や素材と形の関係という彫刻的概念を独自のアプローチで展開しています。

Artist statement
見る事で衝動的に起る感覚というのは、何に由来しているのだろうか。例えば、初めて見るから驚くと言うが、実際感情は既存の記憶になぞらえて動くものではないか。既に知っている何かと重なる、だから驚く、怖がる、面白がる。見る行為と感情の間に、対象だけでなく別の何かがあるとするなら、一体何を見ているのか。あるように見える事と、実際にある事の違いに興味を持っている。「虚像で実像を作る」という言葉をイメージして、紙に焼かれた写真や絵画のコピーを握りつぶして形を与える。写真や絵画におさめられた空間を素材として彫刻作品を制作する。

「さわった感じを忘れないために」2012 年に撮影された写真(デジタルタイプ C)、木、紙、金具,2017

個展

2013 「An image 2」hpgrp GALLERY TOKYO(東京)

2012 「An image」hpgrp GALLERY TOKYO(東京)

2011 「人の山」hpgrp GALLERY TOKYO(東京)

2010 「よりあい」grisette(東京)

2009 「かげとりと、はれもの」hpgrp GALLERY TOKYO(東京)

2008 「DESHADOWED かげとり(第2回ARTEGG)」資生堂ギャラリー(東京)

2007 「かげとり」新宿眼科画廊(東京)

2005 「うつくしい景色」appel(東京)

2003 「座敷芸」かわさきIBM市民ギャラリー(神奈川)

「おいしいね」なるせ美術座(東京)

「破裂」Gallery Jin(東京)

2002 ガレリアキマイラ(神奈川)

2001 「切りとることと配列すること」ギャラリーαM(東京)

exibit LIVE(東京)

2000 「ART-ING 東京2000:16× 16」ギャラリーSOL(東京)

フタバ画廊(東京)

グループ展

2015「3331 Art Fair 2015」3331 Arts Chiyoda(東京)

2015「Five Sculptors」hpgrp GALLERY TOKYO(東京)

2010 「皮膚と地図(あいちトリエンナーレ入選企画展)」愛知芸術文化センター(愛知)

2009 「Haptic - 触覚」ヴィック・ムニーズ キュレーションによるブラジル・日本アーティスト、トー

キョーワンダーサイト本郷(東京)

2008 「所沢ビエンナーレ・プレ美術展-引込線」(所沢)

2008 「無題/UNTITLED」hpgrp GALLERY TOKYO(東京)

2006 「第3回府中ビエンナーレ」府中美術館(東京)

2005 「美術の星座2005」ギャラリーくまい(東京)

「Shows」アルスギャラリー(東京)

2002 Gallery Jin(東京)

2001 「セレクション展」ガレリアキマイラ(神奈川)

2000 「美術の星座」 なるせ美術座(東京)

ART-ING 東京2000:16× 16《INDEX》展 セゾンアートプログラム・ギャラリー(東京

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