H.P.FRANCE WINDOW GALLERY Marunouchi

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Feathered robe for angel
垂谷 知明 Tomoaki tarutani

2021.1.6Wed - 2021.3.18Thu

H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHIより、垂谷知明個展「Feathered robe for angel」開催をご案内申し上げます。

写真や日記から抽出したイメージを組み合わせ、再構築する作品を手がける垂谷知明。

今回ご紹介する“Grains” series(粒シリーズ)は、山や川など自然のかたちと、夢日記に記されたイメージを元に描かれたものが中心 となっています。
増殖する細胞のように小さな粒を一つ一つ描き、それらの粒と呼応させる形で配置されるラメや絵の具を垂らし込む技法によって完成します。描かれた輪郭や小さな粒に合わせて糸のこぎりで丁寧に切り抜かれるなど、工芸的な要素も特徴です。

「はごろもを着る天人は、自由に空中を舞うことができるという。私には、固定した「ものの見方」の間を軽やかに飛び回りたいという 想いがある。」

今回の個展タイトルの着想ともなった展示作品の1つ「始のはごろも」について、垂谷は2016年にこのような文章を残しています。

H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI 初となる垂谷知明の個展、鮮やかな色使いで描かれた記憶の集積を、この機会にぜひご高覧ください。

Artist statement

はごろもは知っている。暑い時は清流となり、寒い時は火炎となる、蜜を欲すれば木となり、木が燃えれば狼煙となる、天女の下げ髪 は悪魔の嘔吐となり、男女が交える共鳴はうつろう季節となる。

抽象画であるのか具象画であるのか、平面であるのか立体であるの か、現実であるのかファンタジーであるのか、個であるのか全体であるのか――。

むしろ、個であり、全てでありたい。否定であり、肯定でありたい。
そのような私らしい作品とはいったいどのようなものなのか。

禅画は私の1つのモデルであった。しかし、私はそれとは違う軽やかさを表現したいと思った。
つまり、禅画は単色の多色である。沈黙の饒舌である。
私はそれを逆転させよう、自由なファンタジーを展開させよう、と考えた。
多色の単色、饒舌の沈黙である。

繰り返される日々の営み。思わぬ出会い、道ばたの小石との。それらと同様に、夢も幻も、すべては私にふりかかってくる現実である。

すべては流れゆくが、その一粒一粒が、かけがえのない存在であり続ける。

それらすべてが私のなかで結実する。それは一枚の羽衣 となりながら、それ自らのあり方をも飛び越える。それは道元の言葉のようにである。

「水清くして地に徹す、魚行きて魚に似たり、空広くして天に透る、鳥飛んで鳥のごとし」

ー垂谷知明

「始のはごろも」アルミ複合板にアクリル、顔料ペン、樹脂、ラメ粉/1160 x 290 x 17 mm/2015

垂谷 知明 Tomoaki tarutani

1984年京都府舞鶴市生まれ。2007年大阪芸術大学卒業。彼は作品を通して、「変容」をキータームに、独特な方法で「他者」との交流を試みながら「私とは何か」を問い続けている。主な賞歴に、「グラニフ デザイン アワード2012」(銀賞)、「第11回 大黒屋現代アート公募展」(入選)、「第19回 グラフィック 1_WALL」(ファイナリスト)等、数多くの賞を得ている。 作品は、国内外で展示され、作品の主な収蔵先に、ピゴッツィ・コレクション、香港文化博物館がある。

[Solo Exhibitions]
2009 The duffer of st.george, 東京
2011 丸の内カフェ, 東京
2020 「コンステレーション/布置された星」ファンデナゴヤ2020, ギャラリー矢田,名古屋
2020 「きょくせんとちょくせん」汗かくメディア2020, 愛知県児童総合センター,長久手

[Selected Group Exhibitions]
2007 「大阪芸術大学卒業制作-選抜展-」 サントリーミュージアム, 大阪
2009 「YOUNG ARTISTS JAPAN Vol.2」 東京交通会館, 東京
2010 「NEXT DOOR vol.11」 T&G ARTS 六本木, 東京
2010 「第5回 TAGBOAT AWARD」 TURNER GALLERY,東京
2010 「Obscure Desire | みえない欲望」 SUNJIN GALLERIES, シンガポール
2011 「Adding Dimension」 Karin Weber Gallery, 香港
2012 「WHOSTHAT : Catwalk show in Hong kong Fashion Week 2012」, 香港
2012 「Art Meets Fashion」 Karin Weber Gallery, 香港
2012 「Interstoff Asia Essential 25th anniversary celebration catwalk」, 香港
2012 「Graniph Design Award 2012 展」 Graniph 原宿 Gallery, 東京
2012 「穿越 Beyond Wearable」 GOELIA 225, 広州
2013 「La Nouvelle Garde Japonaise Exhibition」 Galerie Robespierre, グランドシント
2016 「第11回 大黒屋現代アート公募展」 板室温泉大黒屋, 栃木
2018 「第19回 グラフィック 1_WALL」 ガーディアンガーデン, 東京
2019 「Creation Project 2019」 ガーディアンガーデン, 東京

[Art Fairs]
2010 「Tasting Art Exhibition 01」 Gallery Tagboat, 阪急百貨店メンズ館, 大阪
2010 「パークウエスト・アートショー」 Gallery Tagboat, 新宿伊勢丹百貨店, 東京
2010 「ULTRA003」 Gallery Tagboat, 青山スパイラルビル, 東京
2010 「Art Expo Malaysia - 4th Edition」 SUNJIN GALLERIES, マレーシア
2010 「The Affordable Art Fair - Singapore」 SUNJIN GALLERIES, シンガポール
2010 「Art Asia Miami 2010」 Karin Weber Gallery, マイアミ
2011 「Mancy’s Art Nights」 Gallery Tagboat, Mancy’s TOKYO, 東京
2011 「2011 京都アートフェア」 グラフィック & グンゼ / ホテルモントレ京都, 京都
2012 「AHAF Asia Top Gallery Hotel Art Fair」 Karin Weber Gallery, 香港
2012 「ART KYOTO 2012」 グラフィック, ホテルモントレ京都, 京都
2012 「ULTRA005」 Kakekae Gallery, 青山スパイラルビル, 東京

[Awards]
2007 「大阪芸術大学卒業制作展」 研究室賞
2009 「YOUNG ARTISTS JAPAN Vol.2」 藤本治聖 + 小山登美夫賞
2010 「NEXT DOOR vol.11」 入選
2010 「第5回 TAGBOAT AWARD」 入選
2012 「Graniph Design Award 2012」 銀賞
2016 「第11回 大黒屋現代アート公募展」 入選
2018 「第19回 グラフィック 1_WALL」 ファイナリスト
2019 「ファン・デ・ナゴヤ美術展 2020」 入選
2020 「汗かくメディア2020」 入賞

[Collections]
ピゴッツィコレクション
香港文化博物館

H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI

〒100-6301 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング1F
tel 03-3797-1507
email art@hpgrp.com
open 11時〜20時(平日)
open 11時〜20時(日曜・祝祭日)